【希少】　着物　本場小千谷紬　柿泥染　雨乱絣　くるまや工房素晴らしい小千谷紬を製作される工房「越後おぐに くるまや工房」(高三織物)さんが手掛ける柿泥染と手織にこだわって製作された本格真綿紬。＊「お高い作品ですが、買取販売により様々な展示会等ではご提示出来ない程できる限りお値段を抑えさせて頂いております。」「くるまや工房」さんは、こだわり抜いた昔ながらの技法で当店好みな現代の感性を取り入れた作品の数々を製作されております。今回ご紹介させて頂く作品は、小千谷紬の中でも特に希少な「繭紬」と呼ばれ、手織にこだわって織られております。こちらは、タテ糸に手引きの太い真綿系を織り込み、ヨコ系には撚り数の多い絹糸を手織によってゆっくり丁寧に織られます。タテ糸ヨコ糸共に真綿糸を使用した紬は、ざっくりふわっとした風合いになりますが、本品は、薄手で軽くやや透け感がありながら、ふわっとしなやかで暖かい質感になっております。こだわりの製法のため、わずかしか存在しない作品で、年々その希少性が増しています。また、本品の染色技法である「柿泥染」とは、「柿渋染」とはまた違い、さらに手間隙がかかっております。渋柿を原料として作られた液体に丹念に付け込み、柿渋染め特有の色に仕上げ、地中の泥の中の重炭酸鉄で媒染し自然の化学変化をさせることで、茶色にさらに深みを持たせた絶妙な黒茶色に仕上がります。「柿渋染」をさらに深みと渋みを加えた工夫が「柿泥染」なんです。そして…柿泥染の素朴で落ち着きのあるお色の中にタテにイエロー系のラインと、ブルー系の雨の様な絣が入る事で、シックな中に浮かぶモダンなアクセント色が光っております。素朴でありながらモダンなデザイン。幅広い年代の方に様々なカジュアルシーンで是非お召しいただきたいお着物です。＊『当店の写真撮影では、実物のお色や生地感をできる限り近くなるように明るさや彩度、精細度を調整して撮影させて頂いております。』正絹未仕立て品幅　38.8cm展示会等一般相場価格　¥300,000(税込)#きもののすみか着物反物